初めてお葬式を迎えるご遺族様にとって、どのように故人をお送りするのか悩むと思います。今までの常識に従うと、ご僧侶を呼んで読経してもらうということになります。さて、そこからお寺とのお付き合いが始まります。
現在のお寺は、江戸時代から続く檀家制度に基づいて多くの檀家さんからのお布施や寄進などによって成り立っています。ご先祖様が全てそのお寺によって弔いがなされているということです。ところが昨今の核家族化によって分家はあるが本家が無くなるというような現象が各地に起こっており檀家制度そのものが危ぶまれています。そんな中でお寺とつながりを持ってしまって大丈夫?何かの役をまかされたり寄付を求められたりしない?という不安が出てくると思います。
北陸地方の場合は歴史的に浄土真宗が勢力を持っていますので、門徒(檀家)さんは他の宗派に比べて圧倒的に多いので、まだ余裕がある方かと思います。なので、御住職の考え次第で変わってくるかと思います。当社がお付き合いいただいているお寺も浄土真宗ですが、御住職は現代的な考えをもっており、お葬式だけでもぜんぜんOKですという気さくな方です。読経も野辺送りだけでも対応していただけます。もちろん49日(満中陰)まで、あるいは1周忌、3回忌など節目ごとのお参りも対応していただけます。お寺との付き合いを気にする必要はありません。
それよりもご供養をどのように進めるか、ご遺族様にとっては悩みどころですが、お気軽にご相談ください。